英会話学校の虚偽勧誘問題。確かに、夕方に天神を歩いていると、若い女性がチラシを配りながら、通行人に声をかけている光景を見かけます。というか、既に日常化していて、何ら違和感を感じない人の方が多いのかもしれません。(声をかけられた人は別ですけど)

しかし、経済産業省が行政処分をするぐらいですから、余程、クレームが出ているのでしょう。多分、ローンを組ませるのでしょうから、仮に商品が50万円したとして、月々5,000円の払いでOK!って言われれば、そこまで必要でなくても、購入してもいいかなぁ?って思ってしまうんでしょう。

実は、不動産業売買に関しても、クーリングオフ制度はあるんです。昔、市街化調整地域の家が建てられない二束三文の土地を、いかにも家が建築できるように誤認させるように契約誘導する原野商法が社会問題化したのを切欠に、契約行為に関しては、法律で厳格にクーリングオフが定められています。

ただ、いくら消費者を保護する法整備が進んでも、それをすり抜け儲けようとする業者が減る訳ではありません。逆に、もっと経済格差が鮮明になってくることを考えれば、節操のない業者が増える傾向にあるのかもしれません。

…そうですねぇ。

兎角、人間関係が希薄になりがちな現代。目先の商法に騙されない為にも、先ずは、自分の価値観や人生目標をしっかり持つこと。そうすれば、何がイエスで、何がノーなのか!明確に判断できるのだと思います。