最近、多い債権物件。要は、所有者が住宅ローンの返済を滞らせ、やもなく売却される物件のことです。感じとしては、競売の一歩手前といったところでしょうかぁ。

債権物件は、価格が相場より安い為、問い合わせが多く、契約件数も増えるので、仕事的には、助かるのですが、その反面、それだけ返済できない人がいるのも現実です。

中には、現地に行くと、所有者の荷物が、そのまま残されているケースも。そこで、子供さんの服や所持品を見ると心が痛くなってしまいます。親が返済できないのは、自己責任ですけど、その子供には、何の責任もないのですから。

やはり、この仕事。住まいの購入という重要な局面にかかわることで、その人・その家族を幸せに導けるのと同時に、一歩間違えば、地獄に突き落としてしまう可能性を秘めています。

せめて…。今までも、これからも、当社で購入した人から、債権物件を出さないよう、肝に銘じて。…仕事に取り組んでいきたいと思います。