あれだけ、日本中を震撼させた耐震強度偽装問題。最近は、そこまでニュースになりませんが、未だに、全国で訴訟問題が起きていますし、我々の仕事においても、仲介業務が中心ではありますが、多少なりとも、影響があったのも現実です。
さて、今回の欠陥住宅の補償法成立とのニュース。保険か供託、売主に義務付けするとの事。…非常に良い事だと思います。これで、業者は、安易に新築事業が出来にくくなりますし、売った後、業者とお客様との関係は、売りっぱなしでなく、本当の意味で、一生のお付き合いになるのでしょう。
ただし、懸念するのは、その内容。業者は、マンションを一棟分譲するだけで、数億円の売り上げ。その金額に対する供託金や保険を、果たして、いくらに設定するのか?というのが問題。この法律。もし業者が倒産した場合でも、買主には影響なく補償出来るというのが目的の筈。となると、かなり高額な設定にしないと意味がないと思うのですが…。
住まいの購入を真剣に考えているお客様と対じする私の日常。お客様が、家族で喧々諤々の話し合いをした末、やっと購入を決めた、35年もの返済をする住まいに対して、それだけの思いが入るのは当然です。今回の法案成立を切欠に、不動産市場が、国民の新築志向に乗じた売る側主導ではなく、買う側から沸き起こる潮流に変わることを願うばかりです。
さて、今回の欠陥住宅の補償法成立とのニュース。保険か供託、売主に義務付けするとの事。…非常に良い事だと思います。これで、業者は、安易に新築事業が出来にくくなりますし、売った後、業者とお客様との関係は、売りっぱなしでなく、本当の意味で、一生のお付き合いになるのでしょう。
ただし、懸念するのは、その内容。業者は、マンションを一棟分譲するだけで、数億円の売り上げ。その金額に対する供託金や保険を、果たして、いくらに設定するのか?というのが問題。この法律。もし業者が倒産した場合でも、買主には影響なく補償出来るというのが目的の筈。となると、かなり高額な設定にしないと意味がないと思うのですが…。
住まいの購入を真剣に考えているお客様と対じする私の日常。お客様が、家族で喧々諤々の話し合いをした末、やっと購入を決めた、35年もの返済をする住まいに対して、それだけの思いが入るのは当然です。今回の法案成立を切欠に、不動産市場が、国民の新築志向に乗じた売る側主導ではなく、買う側から沸き起こる潮流に変わることを願うばかりです。
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