今日、ある業者さんと話していたら、遅いときには夜10時頃まで仕事しているとのこと。私は不思議に思い『そんな遅くまで、何の仕事をしているの?』と聞くと『一日の日報を書くのに時間がかかって…』と歯切れの悪い答え。

これは、様々な会社のスタイルや方針があるので、何とも言えませんが。当社に関して言えば、一切、日報はありません。確かに、社員が少ないこともありますけど、正直、業務を行うに当たって、日報は意味がないと思っているからです。

会社というのは、社長が偉く、社員は上司が言うことに従い仕事をこなす、本来、そんな構図ではない筈。同じ会社という和の中では、社長であれ社員であれ、単に役割が違うだけのことであって、主体的な意志・行動の基におけるベクトルが同方向であれば、業務上何ら問題のないことだと思います。

日報というのは、管理する側と管理される側がいて、管理される側が、私は今日これだけ頑張ったんです!って、わざわざ業務時間中に作文しているようなイメージがどうしても拭えません。自らの一日の行動をチェックする上では良いのでしょうけど、それは、個々人が自己管理すれば済む話し。

そうですねぇ。厳しいようですが…。企業で大切なのは、行程ではなく結果。自分が、どれだけの結果を出せば良いのかさえ理解しておけば、必然的に行程管理は出来るもの。だからこそ、日報に割く時間があるのなら、もっと生産性のある時間に使うべきだと、私は思います。

厳しく、伸び伸び、大胆に!これがレアルのモットーです。