自分の経験で言うと…。私は、高校まで剣道していました。中体連での上位入賞者が、高校になるとゴッソリ某私立高校に入ってましたので、誰が見ても特待で入学したって分かっていたのでは…。確かに、剣道にはプロ剣道はないので、巨額な資金が動いたりはしないでしょうけど。でも、野球だけにかかわらず、特待制度は暗黙のうちに認識されていると思います。

さて、今回の問題。私の出身中学校・高校に、野球部がなかったので、余り具体的なことはわかりませんけど。高野連も今更って感じがしますし、なぜ今なのでしょう。発端は、プロ野球の裏金問題とは思いますけど、特待制度とは直接に関係ない訳で。…何か深刻な事実が隠されているのでは?って、かんぐってしまうのは私だけでしょうかぁ。もしかして、組織的に、どこかで幕引きを狙っているのもしれません。

少子化が加速し学生が減少する趨勢は明らかな中、私学が生き残りをかけて、スポーツ校としてアピールしたいのは当然の流れ。高野連に対して、明確にして欲しいのは、特待制度自体が悪いのか?野球における特待制度だけが悪いのか?もしそうであれば、それはなぜか?ってこと。先ずは、局面だけの話しに陥りゴタゴタするのではなく、スポーツにおける理念・政策にたちかえることでは…。

動向を見守りたいと思います。