ひとり当たり200万円の借金を抱える福岡市。吉田市政に変わり、動向が注目されるところですが、初予算案で子育てや福祉に重点を置いた施策は公約通りで評価されるべきと思います。

とりわけ、考えて欲しいのは、人口島問題。先日、たまたま物件調査で行ってきたら、小学校は出来ているし、大型マンションは乱立していますし、建売の住宅街はあるし。聞けば、島自体のセキュリティーシステムを考えているとか。

でも、結局、誰が得をしているか?ってことだと思います。この人工島問題では、業者と行政の癒着が取り座されており、逮捕者が出る程。それでも、なかば強引に進める意味は。市民のお金が、税金に変わり、一部の業者の懐に入っているだけなのかも。

頻繁に行き交うダンプ隣りでは、閑散とした人工島ニュータウン。その分譲価格は、決して安い価格ではありません。考えてみれば、不動産に価値があるのは、あくまでも有限だからこそ。これから少子化時代に入るのに、単にその母数を増やす政策は、どうだろうと頸を傾げるしかありません。

吉田市政には、ぜひ、子育てや福祉の充実を期待します。逆に、そこが、しっかりしていなくて、マイホームもないと思います。現実、いくら住宅ローンの金利が安かろうと、前提である生活に不安があり、欲しくても購入できない方は、いっぱいいらっしゃいます。

とにかく、我々が、箱をつくれば、何とかなるような政策に乗らないこと。私は、そう思います。

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