子供の頭が良くなるマンションを販売するとのニュース。ここまできたか！？と呆れかえります。確かに、今、子供を有名私立学校に入学させる為、合格した家族の生活等を紹介した本が、異常に売れているらしいですから。その流れを考えると、理解は出来ますが。

私は、恥ずかしい話し、塾に通ったことはないし、学校の勉強は嫌いでしたし、宿題するより外で遊ぶ方が好きでした。両親も、他人に迷惑をかけた時意外は、叱ったりしませんでしたし、ましてや、学校の成績が悪いからって、決して、怒ったりしませんでした。でも、今考えると、単に期待されていなかっただけかもしれませんけどねぇ。

子供の頭が良くなるマンション…。それは、誰かが決めた受験科目を必死に暗記した子供の住むマンションなのか。個性がないと嘆きながらも、いざ、個性を出すと途端に叩きにかかる現代社会において、それでも、なお、画一的な人間を増産する日本の住文化を助長しているだけなのかも。果たして、これからどうなってしまうのか。

…。テクノクラートは、更なるテクノクラートを生み続け、テクノクラートでないものは、夢という名の人参をぶら下げられ走り続ける。“子供の頭が良くなる”という人参を。そうでなければいい、と願うばかりです。

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