先日、あるお客様より『皆さん、どうやって購入を決断してるんですか』との質問をされ、思わず、『タイミングですかねぇ』と答えてしまいました。私も漠然としたプロらしくない返事をしてしまい、一瞬、マズイと思いましたけど、時間を置いて、よくよく考えてみると、その通りだなぁ、と思い直しました。

購入される方は、物件を案内した時、既に気に入っていらっしゃるので、後は諸条件を確認されると契約されます。これが、気に入ってない方は、その後、諸条件を確認しても、最初のイメージが悪いがために、なかなか先に進まないことが殆どです。その意味で、大切なのは、意外とファーストインスピレーションですし、タイミングなんです。

私の経験でも、購入される方は、ご案内してから一週間以内で決められる方が半数以上。そうでない方は、逆に、時間が経てば経つほど、不安ばかりが先行してしまい、良い物件だけど…、を繰り返すだけで、結局、ファーストインスピレーションで気に入った物件を購入し損なう方が多いような気がします。

だからといって、急いで決めなければならない、という事ではありません。私が言いたいのは、マイホームの購入を単に損得で考えるのではなく、家族で将来の生活設計を立て、その延長線上にマイホームがある方は購入されるべきでしょうし、そうでない方は購入されるべきではないということです。物件探しとは、ベストありきのベターであって、決して、ベターの中でのよりベターではない!とのことだけは解って欲しいんです。

早く決める方は、安易に決めているのではなく、事前に自分の購入条件をしっかり考えて物件見学されるので、その条件さえあえば、早々に購入したいと思われるだけ。もしかして、人が初対面にもかかわらず、この人と結婚するのかも?!と思う感覚に似ているかもしれません。(顕在的または潜在的に結婚願望がある人に限られるかもしれませんけど)

私は、そんな人生の重大な場面を演出できる、この仕事が大好きですし、そこで出会った人が大好きですし、そこで輝く自分が大好きです。(ナルシストという意味ではありません)私にとって、仕事は私事。人生そのもの。頑張ります。

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