【長野県知事選で初当選を果たした村井仁氏、ガラス張り知事室使わず】とのニュース。

田中康夫氏が、まさかの落選…。テレビでは、結構いいこと言っているんですけどねぇ。岡谷市で見られるような今回の集中豪雨被害が、あたかも田中知事の脱ダム政策が原因のように言われたようですけど。確かに、死者も出ているので、感情的に流れやすいとは思いますが、全体的には、もっと評価されていいのでは?と感じています。報道されていない事もいっぱいあるようですし。決して、田中知事の肩を持つ訳ではありませんが。

ただ、議会や地元経済界と余りにも協調出来なかった点は、敗因のひとつなのかもしれません。理念と現実。これは、卵が先か鶏が先か、観念論か唯物論か、のような議論になりがち。そう考えると、県民から、理念だけが優先したと思われたのは、少し拙かったのではないでしょうかぁ。

でも、私も、この点では失敗しているんですよねぇ。以前、社員に対して、自分の夢ばかり語ってしまい「社長は、夢ばかり見ています」って言われたことがありました。もっと、将来の具体的な会社像や社員の生活像を、道程を示しながら語れれば良かったんですけど…。その時は、自らの力量不足を痛感しましたし、軽視しがちですが、“伝え方”って、非常に大切だと実感しました。

話しは戻り、今回当選した村井仁氏についてですが…。ガラス張り知事室使わず、なんて宣言して、レベル低すぎだと思います。求められているのは、脱田中知事ではない筈。求められているのは、県民の立場で、県民の為に、その先頭に立ってくれる人。一部の企業や一部の人の為に、中央からお金を引っ張ってくるイエスマンではないって事を忘れないでほしいと思います。

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