これは、残念なニュースです。と言うか、こんな事件があれば、不動産会社はどこでも、お客様から預かったお金を流用していると思われてしまいます。何度も言いますけど、殆どの会社はキッチリと仕事していますよ。と言いつつも、以前、社員から『悪い事しないと、会社は大きくならないんですか』と聞かれた事を思い出しました。。。

要するに、業者が更新料等のいろんな名目で、お金を取り過ぎなんです。元々、大家さんが店子さんと直接賃貸契約を交わして住んでもらうのが本来の姿。それを業者が中を取り持つ賃貸管理業務をするようになり、敷金を業者が預かって勝手に事後報告での退去清算をしたり、大家さんが内容を知らないような賃貸契約を勝手に代理署名したり。。。他人のお金を、あたかも自分のお金のように扱う体質自体が大問題だと思います。

宣伝するつもりはありませんが。。。当社では、預かった敷金等は、必ず大家さんに渡していますし、賃貸契約書は、一切代理契約はいたしません。ましてや、必要以上の諸費用は、極力いらないようにしています。

やはり、ビジネスは、なるべく安く、どれだけより良いサービスを提供できるのか、が基本。それが、“この会社・この収入・この生活を維持する為には→これだけ売り上げが必要”なんて経営になってしまうと、全くの本末転倒状態になってしまうんです。果てには、無理な経営や騙しや強引な経営に陥ってしまいがち。です。

今こそ、しっかりと社会倫理に基づいた会社経営が求められている時代。私も今回の事件を踏まえ、改めて襟を正し、頑張りたいと思います。

“一年前のブログ:不動産売買で「ネット成約が1万3000件強、アクセス件数も大幅に増加 」”
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