最近は、ソフトバンクさんも金融公庫と提携して「フラット35」という商品を出しています。
私もお客様からよく聞かれますので、簡単ですけど…ご説明致します。

従来の銀行ローンとの最大に違いは…
今までの銀行ローンは、最長固定金利が組めて20年なのに対して、フラット35は最長35年まで組めること。

実際、フラット35のように、支払期間の全期間固定でいけば、月々の返済金額が変わる事がありませんので、安心!って感じがします。
逆に、銀行ローンで2年固定とか3年固定とかを選ぶと、将来返済金利が変動するので、予定していた元金が減らなかったり、月々の返済金額が安定しません。
更には、2年後・3年後の改定時期には新たに五千円から一万円程度の手数料が発生するので思わぬ出費となる事もある訳です。

ただし…
だからといって、果たして、この状況だけでフラット35が良いと言えるのでしょうか。
実は、一概にはそうとも言えないのです。

将来…
もし、今後インフレになって金利が上がり、結果、固定金利より変動金利の方が高くなると“固定金利にしておいて良かった”って事になりますが。
もし、金利がずっと今の状態で続くようであれば、常に固定金利の方が変動金利より高くなるので結果“変動金利が得”って事態も考えられるのです。

つまり、それぞれにリスクがあるって事なんです。
私もよくお客様から、変動金利か数年の固定金利かフラット35か、聞かれますが、無責任のようですが、正直なところ分かりませんって答えるしかないんです。よ…。

ただ、対策としては…そうですねぇ。
金利面以外でも審査方法・審査基準・団体信用保険・保証料・資金実行等々でのメリット・デメリットは多数ありますので、一番いいのは個々の売買事例に基づき、出来れば、しっかり知識をもった人にアドバイスを受けながら、自分に適合した商品をじっくり考えて選択する事だと思います。

決して、キャンペーン金利だとか、特別金利とかだけに、惑わされる事のないようにして下さい。

受




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