ワールドビジネスサテライトで「バブル再来マンション投資ブーム」との特集を観ました。

番組での疑問点…、都内のワンルームマンションの家賃収入を、銀行金利と比較して利回りを紹介している点。

これだけでは説明不十分。
いくら利回りといっても、ワンルームマンション自体の価値が維持できてないと、急に現金が必要なときに換金できません。
仮に換金時に大きく目減りした価格でしか売却できなければ、毎月地道に貯めた家賃はアッという間に飛んでしまいます。
逆に損をしたりもします。
これでは、投資にならない訳でしょ。

更にいうと、この利回りにはマンション専有部分の維持費が含まれていません。
給湯器が故障したり、天災でガラスが割れたら、全てオーナーの負担ですから。
はじめから、そこまで想定して利回り計算すべきと思いますが…。

私は会社で中古の収益マンションを仕入れていますが、スゴイ数の物件情報の中から選びに選んで、“この物件だったら自分でもっておきたい!”って物件しか買いませんよ。
自分でいいと思う物件じゃないと、人に薦める訳にはいかないでしょ。
「レアルから物件購入して騙された!」ってお客様を、ひとりでもつくる訳にはいきませんから。
慎重ですし真剣ですよ。

〔レアルの自社中古収益マンション物件はこちら〕

正直、公共のテレビで、いかにも誰でも儲かるような幻想をあたえるのは関心しません。
やはり、その影にいる…
賃借人が変わる度に想定家賃が激減し、そのためローンの返済金額の方が家賃より上回って困っているひと。
営業マンが職場に何回もしつこく電話してきて、断りきれずに購入したが、売却するときには購入金額の3分の1程度しか売れず、何百万円も損をしたひと。
このような事実も同時に放送して欲しかったです。


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