昨日、アテネ五輪野球代表メンバーが発表になりました。連なる名前は凄い選手ばかりで、まさしくドリームチームと言えるのではないでしょうか。更に引き続き長嶋監督が務められるとの事で、本番の試合が今から楽しみです。
しかし、ひとつ残念な事があります。それは、メンバーの中に“ジョニー黒木”の名前がないことです。前回の五輪シドニーはプロとアマの混合チームで、しかも、野球が五輪競技になって以来、はじめてメダルを逃し、4位に甘んじた大会でした。最後の試合で韓国に破れ、人目も憚らず泣きじゃくっていたのは、今回出場する中村選手ともうひとり黒木選手でした。結果、順位は4位ですが立派な4位でしたし、順位以上に大きな感動を与えてくれたと思います。敗れた選手たちは本当に悔しかったことでしょう。
誠に個人的願望ですが、今でもアテネのマウンドに黒木選手にたってほしいですし、あの感動の涙をもう一度みせてほしいです。今度は悔し涙を嬉し涙に変える事こそが、あの涙の終着駅ではないのでしょうか。本当に残念。
“ジョニー黒木”。ファイティングスピリッツに満ちた溢れた男の中の男です。大好きな選手です。今回の事で気落ちすることなく今後も闘い続けて下さい。思いは長嶋監督はじめ他の選手たちがきっと果たしてくれると思います。
そして今回アテネで流すであろう涙は、シドニーで黒木選手たちが流した涙が源流と思います。感動を期待します。