今日、来週のチラシを作成していたら、以前同じ職場で働いていた先輩が、訪ねて来てくれました。そして、近況話し・いろんな雑談等をした後、先輩は、輪転機の上の作りたてのチラシを、徐に手に取り、じっと眺め始めました。
私は、先輩にチラシを見られ、何だか、気恥ずかしい気持ちになったのですが、反面、率直な意見も聞きたいと思い、黙り込みチラシを眺める先輩に『チラシどうですか?何か意見があったらお願いします。』と話しかけました。
すると先輩は、一時して『……ん。そうねぇ。なかなかいいと思うよ。』とチラシから目を逸らさずに言うと、再び、黙り込み眺めていました。拙かったかなぁ。私は、心の中で、何か不安な気持ちに駆られつつ、発するであろう次の先輩の言葉を待っていました。
そして、30秒ぐらいたったでしょうか?ついに、先輩の口が開きました。『これは、あくまでも俺の個人的意見だけど…。チラシに“メール相談会”って入れたらどうだろう。お客さんが、チラシを見て興味があり電話しても、電話先の営業マンから、いろんな事を根掘り葉掘り聞かれるので、物件等の事を聞きたくても、それが嫌で電話するのを断念する人が、結構いるんじゃないかなぁ。その点、メールだと匿名でもいいし、知りたい情報だけ聞ける。時間の制約も無いし、何といっても、手軽さがいいんじゃないかなぁ。』
私は、その意見を聴いた瞬間、鉄柱に頭を叩きつけられた様な気になりました。チラシは、多くの人に興味を持って頂く為に、作成しているにもかかわらず、出来たチラシは、ただ単に、作る側の思惑によるモノでしかなかったのです。つまり、問い合わせ先の電話を載せれば、興味がある人は掛けてくると思う、自分の単純な考え。深く反省すべきです。そして、自分に気付かせ教えてくれた先輩、本当に有難うございました。そうなんです。これこそ、無くしてはならない発想です。自分は、甘かったです。
私は、すぐさまチラシの原稿を作り直し“24時間メール相談会コーナー”を盛り込みました。今日は、何気なくしている仕事の招く恐ろしさを、まざまざと知らされました。
追伸:新潟の崖崩れの車中から救出された優太君の生還劇、感動しました。同時に、お母さんとお姉ちゃんを亡くした事実を、背負い生きていかなければならない運命に、押し負けること無く頑張ってほしい、と思い願っています。
私は、先輩にチラシを見られ、何だか、気恥ずかしい気持ちになったのですが、反面、率直な意見も聞きたいと思い、黙り込みチラシを眺める先輩に『チラシどうですか?何か意見があったらお願いします。』と話しかけました。
すると先輩は、一時して『……ん。そうねぇ。なかなかいいと思うよ。』とチラシから目を逸らさずに言うと、再び、黙り込み眺めていました。拙かったかなぁ。私は、心の中で、何か不安な気持ちに駆られつつ、発するであろう次の先輩の言葉を待っていました。
そして、30秒ぐらいたったでしょうか?ついに、先輩の口が開きました。『これは、あくまでも俺の個人的意見だけど…。チラシに“メール相談会”って入れたらどうだろう。お客さんが、チラシを見て興味があり電話しても、電話先の営業マンから、いろんな事を根掘り葉掘り聞かれるので、物件等の事を聞きたくても、それが嫌で電話するのを断念する人が、結構いるんじゃないかなぁ。その点、メールだと匿名でもいいし、知りたい情報だけ聞ける。時間の制約も無いし、何といっても、手軽さがいいんじゃないかなぁ。』
私は、その意見を聴いた瞬間、鉄柱に頭を叩きつけられた様な気になりました。チラシは、多くの人に興味を持って頂く為に、作成しているにもかかわらず、出来たチラシは、ただ単に、作る側の思惑によるモノでしかなかったのです。つまり、問い合わせ先の電話を載せれば、興味がある人は掛けてくると思う、自分の単純な考え。深く反省すべきです。そして、自分に気付かせ教えてくれた先輩、本当に有難うございました。そうなんです。これこそ、無くしてはならない発想です。自分は、甘かったです。
私は、すぐさまチラシの原稿を作り直し“24時間メール相談会コーナー”を盛り込みました。今日は、何気なくしている仕事の招く恐ろしさを、まざまざと知らされました。
追伸:新潟の崖崩れの車中から救出された優太君の生還劇、感動しました。同時に、お母さんとお姉ちゃんを亡くした事実を、背負い生きていかなければならない運命に、押し負けること無く頑張ってほしい、と思い願っています。
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。