昨日、「NHKに言いたい」という番組を見ました。はっきり言って、今さら言い訳がましい番組を放送して、いったい何の意味があるのでしょう。これで、一連のNHKの不祥事を形だけでも国民に説明出来るとでも思ったのですか。余りにも国民を愚弄しているのでは。

人間は、一度いい思いをしてしまうとそれを維持し、守ろう守ろうとする。身近なところでもそうでしょう。‘会社の発展は社員の成長’と表向きは言いつつ、社員を馬車馬のように働かせ、内情は社長が一人高給取り。その癖、会社は税金を払いたくないので毎年赤字。決算になると社長個人の何千万もの不明金。その返済の為にまたまた社長の給料がアップする。そんな社長って、いっぱいいるでしょう。

申し訳ありませんが、海老沢さんを見ていると、そんな社長連中を連想してしまいます。正直、海老沢さんは今すぐ辞めるべきです。本当に反省し改革する気があるならば、他の人の責任で新しいルールで行わなけれるべきです。なぜならば、一連の事件もすべてが海老沢さんそのものを表現しているもので、海老沢さんが睨みを利かせている限り、ほとんどの社員が顔色を見て行動しますよ。みんな生活があるのですから。

しかし、NHK問題は、今の日本をある意味象徴していると思います。私は、最後の一人になってでも、このような金拝主義・自分だけ主義とは決別し、真に根ざした社会人・ビジネスマンとして株式会社レアルの発展に係わっていきたい、そう考えています。

悪い事をして、その時、たまたま見つからなくても、いずれ自分に振りかかってきます。人間は平等なんですから。常に情勢を自分の事と捉えたいものです。