7d4c3aff.JPGよくお客様から、本体価格以外の諸費用について質問受けます。
中でもよく、アバウトでなく、正確に出して下さいと言われるのですが。

私も、いつも正確に出したい気持ちはありますし、そちらの方が、お客様も幾らお金を準備したらいいか、スッキリすると思います。

しかし、ローンの場合は(殆どの方が、ローンを利用しての購入です。)融資先・借入金額・選択した金利・返済年数等で、保証料や火災保険料等はまるっきり変わってきます。
ましてや、どうかしたら金額が10万単位で変わるので、私たちも軽々しく、金額を言えないのです。

だって、簡単に『50万円見とけば大丈夫です。』と言って、実際は70万円掛かったら、「50万円って言ったんだから、20万円はそっちで負担してよ。」言いたくなるでしょ。
いざ、引っ越すってなれば、その他の見えないお金が飛んでいくのですから。

ですから、諸費用は、話しが進んで、ある程度しっかりと決まらないと(融資先・借入金等)正確には出ないものなのです。

実際に仕事していても、一旦決めていて、金消契約(融資先との金銭貸借契約)の直前で変更する例は、稀ではないのですから。
その度、諸費用は変わるので、契約前のお客様には申し訳ありませんが、アバウトに言うしかないんです。

なので、概略で列記しますと
●仲介手数料(仲介物件のみ)→物件金額の3%+6万円+消費税(例外あり)
●司法書士手数料・登録免許税・雑費等
●ローン諸経費(現金購入は無)
●税金等の日割精算金
他にも売買ごとに項目はいろいろ変わってはきますが、こんな感じです。

あくまでも目安ですが、仮に約2000万円の物件を購入する場合、一般的には、約150万円〜約200万円の諸費用があれば充分と思います。

ただし、注意点。
中には、この諸費用までローンを組んでくれって、いうお客様がいらっしゃるのですが、方法が0とは言いませんが、原則無理です。

従いまして、原則、不動産の購入には、最低でも約200万円位の現金が必要という事になります。
ホント、ご検討の際は、余裕をもった資金計画をお薦めいたします。

詳細は、メール・お電話等頂きましたら、個別にお応えできますので、よろしかったら、ご連絡下さい。
ヨロシク!

PS.風邪気味で、常時、マスクをしています。